サッカーの賢さ・理解力が高い選手【昨日のミーティングで感じた事】

クラブ全体
2019年09月05日

先日、ある練習曜日のグラウンドが雨天の影響で使用できなさそうだった為、近くの公民館をおさえミーティングを行いました。

日頃このような時は、こちら側から各学年のチーム戦術の話などをするのですが、この日はいくつかの質問に個人・グループで考えてもらい発表をしてもらいました。

・サッカー人生で印象に残っている事(良い・悪い・驚いたことなど)
・自分の得意なプレー、苦手なプレー
・近い大会やリーグ戦などでの個人目標
・各チーム毎の目標 などなど

このような事を行った理由は、
・選手達がどのような事を考えている、思っているのか
・なんとなく試合をこなすのではなくて、アウトプットする事でより高い意識でプレーしてほしい

この2つが狙いでした。

様子を観察していると、持ってきたノートに日頃から試合のことなどを自分で書いている選手がいました。内容は以前の試合でコーチが話したことが書いてありました。その選手は指摘された事をその場で理解でき、次のプレーからすぐに修正・改善できる選手。活動時に指摘されてことを理解して家に帰り、忘れないようにノートにまとめている。日頃の理解力・サッカー知能が納得でした。
ノートは+αの取り組みで、活動の様子からみても、彼は【話を聞くだけで理解する】のが得意な方です。もちろん苦手な選手もいます。

恐らくですが違いは、【聞きながら内容が頭の中にイメージできるか】です。

言葉をそのまま頭でイメージできる選手は、プレーで示せます。

例でいうと、試合中コーチからの指摘に対してのアクションです。
こういった選手は複雑なことを試合中伝えても、おおよそ改善してプレーできます。
苦手な選手は作戦ボードなど視覚で伝えたり、時間をかけて反復して伝えます。(感覚器官を耳・目と増やしたり、繰り返し伝えることで理解度が高めています。)

ですが、これは苦手な選手も意識して取り組むことで改善できます。

その為に大切なのは、【練習への姿勢】です。

ある練習メニューのやり方を説明する時、
【①言葉でわかる選手】がいます。分からない選手もいると思うので、【②デモンストレーション】を行います。もしくはできる選手の真似をしてもらいます。それでも分からない選手は【③外から見て時間をかけて理解】してもらい、練習に入ってもらいます。

やり方はどうするのか、どういう事をコーチが話しているか、上達のポイントは何か、毎回考えながら聞く事でその力は少しずつ身についてきます。

すべては練習です。試合では練習の取り組みしか表現されません。

意識して取り組みましょう!

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