活動再開後、約1ヶ月半。選手の活動量について

クラブ全体
2020年07月10日

最近気になる内容について。

活動再開から約1ヶ月半が経ちました。対外試合も6月末に1カテゴリー。今週から多くのカテゴリーがスタートします。(天気が心配ですが、、、)

イメージとしては、調整期間から強化期間へと移行するような感じです。協会よりある程度の指針も出てましたが、小学生年代の身体の発育発達の面からいくと、このぐらいの期間だろうと考えています。

では、成長・強化を図るための適切な活動量とはどのくらいなのか。

細かく分けるとU7.8であれば週1〜2、

U9は週2.3回、

U10〜12は最低週3回だと、考えています。

理由①子どもの発育・発達、欲求 発育・発達の面での考え方。

よく低学年と分類される所で、文部科学省のホームページでもこの年代は【善悪の判断や規範意識の形成】と書かれています。 何をしたらいいか、これは良いこと・悪いことどちらか、つまりは自己形成です。意識がその他多くの人へまだ向いていません。 

では、この後どう変化していくか。

高学年と分類される所では、【自己肯定感の育成、自己実現、集団における役割の自覚や主体的な責任意識、課題達成】と記載されています。 簡単にまとめると【少しずつ外へ意識が向いていき、その中で自分はどうか】という事を考えていくわけです。

生理的・安全・社会的欲求が満たされると、尊厳・承認欲求・自己実現欲求が出てきます。
あいつに負けたくないから頑張る、試合に勝ちたいから頑張る、このようになると【習い事ではなく、強化のための取り組み】です。

一概には言えませんが、成長段階と欲求が関係してくると考えています。

②競技の特性・専門性
よく小さい時は様々な事をやらせた方がいい。なんて言いますよね。
では、年代が上がればどうなるか。単純に競技の特性や専門性が出てきます。
簡単にまとめると難易度が上がるということです。

難易度が上がるということは、必然と練習量・活動量というのは必要になってきます。

発育発達の面、欲求段階、競技の専門性から判断しましたが、個人差はもちろんあります。

そして、その他事情もあるでしょう。習い事が重なる、送り迎えの関係、あると思います。

ですが大事なのは、だったらどうするか。

先日トレーニングの時に選手には話しましたが、

目標達成、強化の目安となるトレーニング量-自分の活動量=目標を達成する為に必要な活動

僕らは導き、支えることは出来ますが、やるかやらないかは自分次第です。

欲を出して、やっていきましょう!⚽

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